新聞の切り抜き1「日米首脳、TPP早期妥結で一致 尖閣への安保適用確認」

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日米首脳、TPP早期妥結で一致 尖閣への安保適用確認 - 47NEWS(よんななニュース)

 

24日午前、安倍晋三首相は来日中のオバマ大統領と東京・元赤坂の来賓館で会談し、環太平洋連携協定(TPP)交渉の協議を継続し、早期妥結を双方の当局に指示することで同意した。

またオバマ大統領は中国が領有権を主張する尖閣諸島をめぐり、日米安全保障条約を適用し、アメリカ合衆国側の防衛義務を共同記者会見で初めて発表した。

 

 

安倍首相は尖閣諸島問題へのアメリカ側の干渉の引き換えにTPP交渉の前進というカードを使ったが、 はたしてそれに見合う結果は得られるのだろうか。

安倍首相は靖国神社参拝で日中関係を悪化させた(というよりも中国側が日本を批判することができる原因を作った)がそれいよってTPP交渉の妥協するという形になったがそのことに理由はあったのか。

 

え・主張

今回の会談・記者会見での発表から日本側の尖閣諸島問題に安全保障条約を適用しようとしないアメリカへのアプローチと、アメリカ側のTPPの交渉内容を譲ろうとしない日本側へのアプローチが見えてくる。

またこれまでアメリカが干渉しようとしなかった尖閣諸島問題への言及は、改善する見込みのない日中関係の修復に対する妥協でもある。