新聞記事の切り抜き17「拉致調査「1年超えず」と見通し 官房長官、首相は「実行促す」」
拉致調査「1年超えず」と見通し 官房長官、首相は「実行促す」 - 47NEWS(よんななニュース)
要約
30日午前、北朝鮮による日本人拉致問題に関する全面的な再調査の実施で日朝両政府が合意したことに関し安倍晋三首相は「固く閉ざされていた拉致被害者救出の交渉の扉を開くことができた。北朝鮮が約束を実行するよう強く促したい」と述べた。菅義偉官房長官は記者会見で調査期間について「1年を超えることはないだろう」との見通しを示した。
疑問
果たして今回の再調査の合意によって拉致問題の解決にどれほどの進展があるのだろうか。
考え・主張
拉致問題は発生から長い時間が経過しており、被害者やその遺族の高齢化が問題となっている。北朝鮮に対する早急な解決を促す必要がある。
新聞記事の切り抜き16「大手企業4割ベア実施 経産省、賃上げ調査」
大手企業4割ベア実施 経産省、賃上げ調査 - 47NEWS(よんななニュース)
要約
経済産業省は2014年春闘の大手企業の賃上げ動向に関する調査の中間結果をまとめ、回答を得た927社のうち43.0%に当たる399社がベースアップ(ベア)を実施したと発表した。経産省は「近年にない賃上げが実現した」としている。14年春でベアを決めた企業のうち、7割強が「6年以上ぶりに実施」と回答。リーマン・ショック以降、初のベアに踏み切った企業が目立った。
疑問
多くの企業が賃上げに踏み切ったということだが、給料支給の制度を変えるなどして実際は変わっていない会社もあるのではないか。
考え・主張
今回の調査では大手企業が43.3%ベアに踏み込んだということが注目されているが、現在わが国のほとんどは中小零細企業である。そのような末端にまで恩恵が行き届うことがもっとも重要である。
新聞記事の切り抜き15「京都の私大下宿生、初年度費用は「親の年収3分の1」」
京都の私大下宿生、初年度費用は「親の年収3分の1」 : 京都新聞
要約
同志社や立命館、京都産業、龍谷大など京都の7私立大・短期大に入学した学生の父母に昨年5~7月に実施したアンケートで、下宿生で最初の年にかかる費用の平均は親の年収の3分の1を占めるとする調査結果を、京都私立大学教職員組合(京都市上京区)がまとめた。新入生への仕送り額も減少しており、組合は「家計負担を軽減するためにも国の支援が必要だ」と訴えている。
疑問
組合が訴えるような支援策は何か提案されているのだろうか
考え・主張
今回のアンケートでは京都の"7私立大・短期大に入学した"学生の父母に行われた。子供を私立大学に入学させる過程は一般により裕福であることが多いので実情はさらに悪いことが予想される。
新聞の切り抜き14「こうのとりのゆりかご受け入れ累計101人」
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「ゆりかご」受け入れ累計101人 開設7年-熊本のニュース│ くまにちコム
要約
22日、熊本市は、親が育てられない子供を匿名で受け入れられる熊本市慈恵病院の「こうのとりのゆりかご」について2013年度の1年間で計9人が預けられたと公表した。2007年5月の開設から約7年間で、預けられた子どもの数は100人を超え、計101人となった。
13年度の内訳は、男児4人、女児5人。9人中6人は、父母らの身元が不明だった。。親からの事後接触は1件もなかっという。
疑問
預けられた子供が普通の家庭の子供と同じように社会にでられる仕組みは十分なのか。
考え・主張
預けられた子供たちが普通の家庭の子供と同じように成長し社会に出られるようになるには適正な生活環境に加え、精神的な負担がかからないようにする必要がある。
そういった意味でもこうのとりのゆりかごという名前があるにもかかわらず、誤解を招く俗称を使い続ける一部マスコミは慎重に言葉を選ぶべきである。
新聞記事の切り抜き13「再稼働同意範囲は?250キロ圈なら旭川や帯広も」
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泊原発の再稼働同意範囲は?250キロ圈なら旭川や帯広も 大飯判決、北海道内に波紋−北海道新聞[道内]
要約
関西電力大飯原発の運転差し止めを命じた福井地裁版判決が原発から半径250キロ圏内の危険性を指摘したことを受け、北海道電力柏原発の再稼働問題を巡って道内市町村に波紋が広がっている。
柏原発でも再稼働に半径250キロ圏内の市町村に同意を求める場合、旭川市や帯広市の同意も必要となる。これからは同意を必要とする自治体の範囲も議論になっていくだろう。
疑問
再稼働に同意が必要な地方自治体の範囲はこれまでどのように扱われてきたのだろうか。
考え・主張
仮に原発事故の被害が及ばない場所であったとしても風評被害は必ずついて回る。
このような問題は日本全体で話し合うべきである。
新聞記事の切り抜き12「違法な長時間労働と北海道・釧路ふく亭提訴 ブラック企業対策弁護団が代理人」
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「違法な長時間労働」と北海道・釧路「ふく亭」提訴 「ブラック企業」対策弁護団が代理人−北海道新聞[道内]
要約
22日、和食店チェーン「ふく亭」の調理師だった男性(34)が、違法な長時間労働を強いられたとして同社に未支払いの残業代や慰謝料など計約930まんえんの支払いを求め、札幌地裁に提訴した。
男性は最長で1日13時間以上勤務させられ、1か月の労働時間は300時間を超えたという。また退職を求めると、上司から非難され、精神的苦痛を受けたとしている。
疑問
このような違法な労使関係はこの上司の下でだけ行われていいたのだろうか、それとも企業全体で行われていたのだろうか。
考え・主張
このような所謂ブラック企業は最近では社会的に問題視されているものの根強く残っている。各企業が主体的に取り組んでいかなければならない。
新聞記事の切り抜き11「大飯原発差し止め、関電が控訴 安全性主張していく」
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大飯原発差し止め、関電が控訴 「安全性主張していく」 - 47NEWS(よんななニュース)
要約
関西電力は22日、福井県おおい町の大飯原発3号機、4号機の運転差し止めを命じた福井地裁の判決を不服として、名古屋高裁金沢支部に控訴したことを明らかにした。
関西電力は「当社の主張が理解いただけなかった、控訴審で安全性について主張していく」と説明している。
疑問
大飯原発は冷却や放射性物質の閉じ込めに欠陥があるとの判決だが、関電側はそのような設備で未曾有の災害に対応できると思っているのだろうか。
考え・主張
原子力発電の安全性は特に地震の多い日本ではかなり疑わしいものである。
この問題は裁判の場だけでなく特別な枠組みの中でも話し合われるべきである。